What is NMN?

NMNとは?

NMN

ニコチンアミドモノヌクレオチド
nicotinamide mononucleotide

NMN は、酵母や酵素の研究から発見されたビタミンに近い物質です。近年、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)との関わりが報告され、世界中の研究者が注目しています。
NMNの化学式
NMNとはのイメージ画像

若々しいエネルギーを生産する鍵となる NMN

NMN は体内に吸収されたのち、すべての生物の身体機能を保ち、若々しいエネルギーを維持する役割をもつ NAD+ という補酵素に変換されます。しかし残念ながら NAD+ は、年齢とともに体内から減少するため、エネルギー量も低下してしまい、生物は衰えていきます。歳を重ねることは避けられませんが、いつまでも元気に活動するためには、エネルギー生産量の低下を防ぐ必要があります。

なぜ NMN が良いのか?

加齢とともに減少するNAD+ですが、分子構造が大きいため、摂取しても体内に吸収されにくい物質です。そのため、体内でNAD+に変換するNMNを補うことが効率的です。

食物からも摂れるが、その量はごくわずか

NMN は母乳や野菜からも摂ることができますが、その量はごくわずかです。NMN を特に多く含む野菜でも 1 日分の NMN100mg を補うためには、毎日枝豆 33,000 粒(約 21kg)、ブロッコリーでは 2,000 房(約 40kg)が必要です。

国内外で注目される NMN

アカデミックな分野だけでなく、メディアでも取り上げられるようになったNMN

NMN は、酵母や酵素の研究から発見されたビタミンに近い物質です。近年、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)との関わりが報告され、世界中の研究者が注目しています。

世界中の大学で加速する NMN 研究

ハーバード大学、ワシントン大学、東京大学、慶應大学、大阪大学、広島大学、静岡大学、富山大学などにおいても年齢による身体の機能、健康の変化を、中からサポートする物質としての数々の研究報告がされています。

NMN と類似成分の吸収効率比較についての報告

ワシントン大学 今井眞一郎教授 インタビューより抜粋

NMN に似た物質にはナイアシン(NA)とニコチンアミノリボシド(NR)があります。どちらも健康に優れた作用が報告されていますが、抗老化研究の第一人者のワシントン大学の今井教授はどちらも効率的ではないと、以下のようにインタビューに応えています。
インタビュアー:
NMN のサプリメントはかなり高価です。NMN はナイアシンからつくられているということですが、安価なナイアシンサプリメントで代用することはできますか。
今井教授:
何か病気があってエネルギー産生に不可欠な NAD が減っていると考えられる場合には、ナイアシンだけでも効果がある可能性があります。ただ、ナイアシンの大量摂取は、肝臓障害を起こしたり、膵臓から分泌されるインスリンの効きが悪くなったりする副作用が出るので要注意です。
インタビュアー:
NAD を合成するナイアシン由来のサプリメントとして、米国では「NR(ニコチンアミドリボシド)」も人気のようですが、NR と NMN ではどちらがよいのでしょうか。
今井教授:
NR を用いた抗老化研究も世界中で行われており、マウスでは代謝や認知機能の改善などさまざまな抗老化効果が報告されています。ただ、残念ながら、ヒトに対する抗老化効果が得られたとの報告は皆無です。NR は口から摂るとほぼ 100%腸内細菌で分解されてしまうので、サーチュインを活性化するところまで至らないのではないでしょうか。NMN も腸内細菌で分解されますが、その前に、ものすごい速さで血中に取り込まれて NAD に変換されることが分かっています。私たちの体には、NMN を速やかに体に取り込むトランスポーター(運び屋)となるタンパク質が備わっていて、口から NMN が入ると速やかに血中に取り込んで NAD に変換するのです。
~日経Gooday 30+【老化を遅らせ、元気続く 最新研究が示す抗老化物質 今井眞一郎・ワシントン大学教授に聞く(上)】2021 からの抜粋引用

メディアでも注目が高まる NMN

TV放映
2015 年には NHK でハーバード大学、ワシントン大学での研究が放送され、その成果は世界に衝撃を与えました。
書籍
また英国の「ネイチャー」や米国の「サイエンス」「セル」など有名科学誌にも、NMN の優れた研究が特集されました。
10 万部を突破したハーバード大学のデビッド・シンクレア教授の著書「LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界」のなかでも注目の物質として NMN は繰り返し紹介されています。教授ご自身と父親は毎日 1,000mg の NMN を摂取していると述べられています。
NASA(アメリカ航空宇宙局)
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、宇宙ステーションから帰還した飛行士に NMN の摂取をさせていると公表しました。

NMN の選び方

NMN は世界的に注目度が高まっている物質のため、その品質は珠玉混合です。
NMN サプリメントを選ぶうえで大切にしないといけない品質基準とは。

純度(PURITY)

NMNの精製方法によってNMNの純度は変化します。
また、純度が高いもの程、高品質なものになります。
また低いものは不純物が混在している事を示唆しており、安全なご利用のためにも重要な品質基準です。

含有量(CONTENT)

いくら純度が高くても、含まれるNMN原料が少なくては製品としての品質は高いとはいえません。
純度が高いNMN原料でも微量しか配合されていない場合は当然のことながら効果は期待できません。ご利用の際にはどれだけのNMN原料が含まれているのかが、製品情報に数値として示されていることが重要です。

客観的・定量的な証明(AUTHENTICITY)

現在、世界の市場に出回っているNMN原料は8割が偽物といわれております。
健康食品などの製造をこれまで行ったことのない新興企業などの参入も相次いでおり、そういったメーカーが NMN 原料を偽物と知らずに配合し製造してまう場合も多い状況です。(下記のコラムをご覧ください)
このような状況の中で、高い品質のNMN製品を手に入れるためには、まず、含まれているNMN原料に対しての客観的・定量的な証明書があるかどうかが重要となります。信頼できる国内の第三者機関で原料の真正性や純度、安全性を測定しているかし、その結果を公表しているかどうかが重要な品質基準です。
残念な状況ではありますが、まれに、それらの証明さえも偽証して公表している事もあり、企業としてのこれまでの沿革や実績などから、信頼に足りうるメーカーであるかを確認することも必要となってきています。

大手通販サイトで販売されている多数の NMN 製品に NMN がまったく含有されていないことが第三者期間の抜き打ち検査で判明しています。
また、過去にはアメリカで、2013 年にサプリメントの抜き打ち調査が行われました。パッケージに表示されている有効成分が、表示どおりの量で配合されているかをテストした結果、12 メーカー中のわずか2社のみが表示を守って製造していたことがわかりました。調査で見つかった汚染物質のいくつかは、消費者に深刻な健康上のリスクをもたらすものでした。
※4:Newmaster et al. BMC Medicine 2013, 11:222

安全性と副作用ついて

慶應大学とワシントン大学の共同ヒト臨床研究によって、NMN が安全に人体に吸収されることが報告されています。
研究では、健康な男性 10 人を対象に、NMN がヒトに安全に投与できるかを調べる臨床研究を行われ、NMN が健康なヒトに①安全に投与可能であること、②投与した量に応じて体内で代謝されていること、が確認されたとのことです。
また、現時点で人体にも動物にも、あらゆる副作用の報告はありません。

論文【2019 年 11 月 2 日 健常日本人男性におけるニコチンアミド・モノヌクレオチド経口投与の臨床指標とニコチンアミド代謝産物に対する影響】からの参照
NMN Self-inspection

NMN 自主検査情報

NMNの安全性と有用性を追求するため、 各種の試験を第三者機関の協力のもとに推進しています。

要約

NMN をマウスに投与し毒性を検査した結果、最大量を投与した場合も毒性は認められなかった。

要約

NMN をマウスに投与し毒性を検査した結果、最大量を投与した場合も毒性は認められなかった。

日付

2017/10/01

試験実施施設

一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所

試験項目

検体について、OECD Guideline for Testing of Chemicals 420(2001)に準拠し、マウスにおける急性経口毒性を調べる。

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試験概要

5週齢のICR系雌雄マウスに約1週間の予備飼育を行って一般状態に異常のないことを確認した後、試験に使用した。検体投与用量として2000mg/kgを投与する試験群及び溶媒対照として注射用水を投与する対照群を設定し、各群につき雌雄それぞれ5匹を用いた。
投与前に約4時間試験動物を絶食させた。体重を測定した後、試験群には試験液、対照群には注射用水をそれぞれ20mL/kgの投与容量で胃ゾンデを用いて強制単回経口投与した。
観察期間は14日間とし、投与日は頻回、翌日から1日1回の観察を行った。投与後7及び14日に体重を測定し、Leveneの検定を行った、分散に差が認められなかったため、Studentのt-検定により群間の比較を行った。有意水準は5%とした。観察期間終了時に動物すべてを剖検した。結果として、以下の所見が認められた。

1)死亡例雌雄ともにいずれの投与群においても、観察期間中に死亡例は認められなかった。

2)一般状態雌雄ともにいずれの投与群においても、観察期間中に異常は見られなかった。

3)体重変化(表-1及び2)投与後7及び14日の体重測定において、雌雄ともに試験群は対照群と比べ体重値に差は見られなかった。

4)剖検所見観察期間終了時の剖検では、雌雄ともにすべての試験動物に異常は見られなかった。

要約

当社NMN原料の放射性ヨウ素(I-131)および放射性セシウム (Cs-137, Cs-134)の分析をおこなった結果、いずれの放射性物質も確認されなかった。

日付

2019/12/01

試験実施施設

一般社団法人 農民連食品分析センター

試験項目

放射性ヨウ素 I-131
放射性セシウム Cs-137
放射性セシウム Cs-134

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試験概要

「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(厚生労働省医薬局食品保険部監視安全課 平成14 年3月)、および文部科学省放射能測定法シリーズ「No.7ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクト ロメトリー」(平成4年改訂)」、厚生労働省医薬局食品安全部監視安全課「事務連絡-検査における留意 事項について-(流水による洗浄)」(平成23年3月18日)、を基に、ゲルマニウム半導体検出器を用いた 放射性ヨウ素(I-131)および放射性セシウム(Cs-137, Cs-134)の測定を実施した。 核種の定量には、数学的効率作成プログラム「LabSOCS」による効率校正を使用した。

要約

22回にわたるヒト検査で、NMNを3ヶ月間摂取することでサーチュインの活性に繋がることが示された。

日付

2017年9月〜2020年1月

試験実施施設

免疫分析センター株式会社

試験項目

全血からRNAを抽出し、定量RT-PCR法により遺伝子発現量を測定する。

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試験概要

採取した検体(凍結全血2.5 cc)からRNAを抽出し、定量RT-PCR法によりサーチュイン遺伝子発現量を測定する。血液中の細胞を溶解しRNAを抽出し、RNAを逆転写し得られたcDNAを鋳型に定量PCRを行う。その際、Β-actin遺伝子を内部標準として用い、SIRT1遺伝子発現量を相対定量する。試験では、SIRT1遺伝子発現量の異なる2種の細胞株をコントロールとして同時に測定する。また、複製サンプルのばらつき示すCt値(PCR増幅産物がある一定量に達したときのサイクル数)の変動係数(CV)は平均約1%である。

要約

胃、舌下、腸の各部位NMN吸収効率を、血液内NAD+レベル測定により試験した。その結果、胃吸収を基準とし、舌下で1.6倍、腸で3.1倍の効率上昇が確認された。

日付

2020/08/01

試験実施施設

株式会社先端バイオ医薬研究所

試験項目

胃、舌下、腸の各部位からのNMN摂取前後の血中NAD+の変化を測定する。

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試験概要

血清中の総NAD+/NADH 量、NADH 量および NAD+ 量の定量および、NAD+ とNADH の比率を測定する。抽出バッファーを用いて調製した細胞ライセートを加熱処理することにより、細胞内 NADH 量のみを定量することができ、別途測定した総 NAD+/NADH 量からNADH 量を差し引くことで、細胞内 NAD+ 量を求めることが可能となる。採血後に血清を分離し、限外ろ過にてタンパク質を除去した後、比色法にて総 NAD+/NADH 量を測定する。加熱処理によりNAD+は分解するため、血清中のNADH 量のみ定量することができる。総 NAD+/NADH 量からNADH 量を差し引くことでNAD+量を算出することが可能となる。

要約

NMN(Nicotinamide mononucleotide)を細胞に添加すると、□ 陰性対照と比較し、チロシナーゼ活性阻害率が有意に増加した。□ 陰性対照と比較し、エラスターゼ活性阻害率が有意に増加した。□ 陰性対照と比較し、活性酸素種(DPPH)消去率が有意に増加した。上記より、NMN(Nicotinamide mononucleotide)は美白・抗老化・抗酸化を視野に入れた原料として可能性をもつと考えられた。

日付

2018/07/01

試験実施施設

株式会社きれいテストラボ

試験項目

□ チロシナーゼ阻害活性
□ エラスターゼ阻害活性
□ 活性酸素(DPPH)消去

試験概要

加齢した人の皮膚では、しみやしわやたるみなどの老徴が観察される。しみ、すなわち表皮におけるメラニン の蓄積にはメラノサイトにおけるチロシナーゼ活性が重要な役割を果たしている。また、しわやたるみの一因 である皮膚弾力(ハリ)の低下には、真皮線維芽細胞が産生する弾力線維(エラスチン)を分解するエラスター ゼ活性が関与していると考えられている。加えて、しわやたるみの原因の約 80%は長期紫外線曝露による光老化であるといわれている一方、紫外線が皮膚に惹起する様々な現象は、活性酸素種を介していることが知られている。このため、光老化対策を考える上で活性酸素種の消去は重要な位置づけにあると言える。そこで本試験では、被験物質の、チロシナーゼ阻害活性・エラスターゼ阻害活性・活性酸素種(DPPH)消去能を評価し、 被験物質のアンチエイジング化粧料への活用の可能性を検討した。

Papers archive

論文アーカイブ

遺伝子解析のスピードを飛躍的に向上させた高精度コンピューターの登場により、サーチュイン遺伝子とNMNを関連づける科学的研究も、約20年間で急速な発展を遂げました。ここでは一般に公開されている数多くのサーチュイン遺伝子・NMN関連の研究報告から、当社でも注目する論文をご紹介致します。